「医療区分1」でも医療必要度の高い患者が増加/慢性期医療協が調査  PDF

「医療区分1」でも医療必要度の高い患者が増加/
慢性期医療協が調査

 日本慢性期医療協会は12月3日、「医療保険療養病床入院患者の状態調査」の結果を発表した。同協会の武久洋三会長は会見で、調査結果を踏まえ「医療区分1」の患者について医療を必要とする度合いは2年前より高まったことが示されたと指摘。医療サービスを提供する施設として慢性期病院の存在意義を強調し、急性期病院の患者受け入れを十分に担えることも示しているとの見方を示した。

 同協会は、調査に当たって「医療区分1」の患者を、医療を必要とする度合いに応じてさらに5段階に分類し、入院患者に占める各段階の割合について2006年と08年の8月分を比較した。「医療区分1−1から1−5」の5段階の分類で「1−5」がもっとも重く「1−1」がもっとも軽い状態を指す。

 調査結果によると「1−3」から「1−5」を合わせた割合は1.32倍に増加。一方「1−1」から「1−2」を合わせた割合は1.10倍で、より重い状態の入院患者の方が2年間で増加していた。5段階ごとの結果を見ると「1−1」は1.09倍、「1−2」は1.12倍、「1−3」は1.25倍、「1−4」は1.22倍、「1−5」は1.41倍となっている。(12/5MEDIFAXより)

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