「医療・経営両面で大きな成果」/国病機構の暫定評価
厚生労働省の独立行政法人評価委員会は8月27日に開いた総会で、国立病院機構の中期目標期間(2004−08年度) の業務実績の暫定評価結果を決定した。中期目標期間全般について「医療・経営の両面において中期目標の水準に対し、大きな成果を上げている」と明記。14の評価項目のうち、最高の「S」評価は4項目、「A」評価は10項目だった。
「S」評価を受けたのは、質の高い医療の提供と臨床研究事業、経営の改善、固定負債割合の改善の4項目。質の高い医療の提供では、クリティカルパスの作成数や実施件数が07年度実績で中期目標の132.9%増(22万6845件) に達した。また、地域連携クリティカルパスを導入する病院数が増加していることも評価された。(8/29MEDIFAXより)