「医療・福祉で日本経済引っ張る」/内需拡大策で与謝野財務相
与謝野馨財務相(金融担当相、経済財政担当相)は2月19日の衆院予算委員会で、内需拡大に向けて「医療の質を高めることやがん対策、新しい医薬品の開発、こういう分野で日本の経済を引っ張っていく」と述べ、医療や福祉の分野に投資を集中して景気を刺激する方針を示した。阿部知子氏(社民)の質問に答えた。
阿部氏は、日本経済回復のための内需拡大策として「医療を充実させることに勝るものはない」と指摘。「医療の分野にかじを大きく切り直して投資していくべき」と訴えた。これに対し、与謝野財務相は「国民生活に貢献するためには、医療・福祉分野での内需を考えなくてはいけない」と述べた上で、「先生の意見には全面的に賛成だ」とした。(2/20MEDIFAXより)