「写しレセ」での再審査拡大／支払基金、４月から

　社会保険診療報酬支払基金は３月１８日、支払基金の審査結果に不服がある場合、医療機関が再審査請求する際の「写しレセプト」での対応を、４月から拡大すると発表した。

　医療機関からの再審査請求の際は、すでに審査を終えて保険者に請求したレセプトを支払基金が保険者から取り寄せているが、取り寄せに長期間かかったり、戻ってこない場合がある。従来は保険者から「レセプト抽出不能のため写しレセプトによる処理を了承する」と回答があった際に「写しレセプト」で再審査をしていた。

　４月以降は、再審査請求があった場合、２回目の取り寄せ依頼から２カ月を経ても保険者からの回答がない場合でも「写しレセプト」で再審査を実施する。（３/２３MEDIFAXより）