「健康問題」が原因・動機のトップ/11年「自殺の状況」  PDF

「健康問題」が原因・動機のトップ/11年「自殺の状況」

 内閣府と警察庁は3月9日、「2011年中における自殺の状況」を発表した。11年中の自殺者数は3万651人で、10年に比べ1039人(3.3%)減少した。原因・動機が特定できた自殺者の中では「健康問題」が1万4621人と最も多く、そのうち「うつ病」が6513人、「身体の病気」が4659人、「統合失調症」が1313人などと続いた。

 遺書などから原因・動機を特定できた自殺者は2万2581人だった。内訳を見ると、最も多かった「健康問題」以外に、「経済・生活問題」の6406人、「家庭問題」の4547人、「勤務問題」の2689人などと続いた。家庭問題では「家族の死亡」が573人、「介護・看病疲れ」が326人だった。勤務問題では「仕事疲れ」が723人、「職場の人間関係」が657人だった。(3/12MEDIFAXより)

ページの先頭へ