「保険医休業保障共済制度」加入受付再開を/保団連が要望書
保団連は5月27日、医師・歯科医師に対する新型インフルエンザ感染への公的保障が不十分として、保団連が運営する「保険医休業保障共済制度」への加入受付再開を求める要望書を、舛添要一厚生労働相あてに提出した。
同制度は会員を対象とした相互扶助制度で、休業を余儀なくされた場合に給付が受けられるが、2006年の保険業法改正により保険業と同じ規制を受けることになったため、加入受付を停止するなど、運営が困難となっている。
要望書ではこの点を指摘。「保険医として万一の傷病による公的な保障がほとんどない中で、休業保障共済制度は、休業時の保障として保険医の切実な要望となっている」とし、同制度を一刻も早く保険業法の適用外とすることを求めている。(5/28MEDIFAXより)