「主治医意見書記入の手引き」改訂/厚労省、新要介護認定で
2009年度の要介護認定見直しに当たって、厚生労働省は「主治医意見書記入の手引き」を改訂し、3月31日付で通知した。新制度では主治医意見書の重要性が増すとした上で、申請者の状態や介護の手間、頻度などを「特記すべき事項」に具体的に記載するよう求めた。
新制度では認定調査票の特記事項や主治医意見書によって必要な介護を判断し、認定調査員ごとの判定のばらつきを解消するとしている。
主治医意見書ではこのほか、「医学的管理の必要性」の項目に「看護職員の訪問による相談・支援」を追加。医療機関や訪問看護ステーションの看護職員が訪問し、療養上の相談・支援を行う際にチェックする項目で、09年度介護報酬改定で新設した看護職員による居宅療養管理指導の算定要件となる。(4/3MEDIFAXより)