「サ高住」全都道府県で登録/863棟2万9742戸  PDF

「サ高住」全都道府県で登録/863棟2万9742戸

 サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の登録が全都道府県で出そろった。3月29日午後10時現在の総登録数は863棟2万9742戸。登録戸数ベスト3は1位が東京都の78棟2892戸、2位が大阪府の59棟2458戸、3位が北海道の61棟2227戸。家賃は沖縄の1.9万円から大阪の37万円までさまざまだ。国土交通省の情報提供システムで閲覧できる情報を基に集計した。

●提供サービスの差が大きい
 サ高住が提供するサービスメニューには、ばらつきがありそうだ。サ高住は、安否確認と生活相談が必須サービスとして定められているが、食事の提供や家事援助など、生活支援サービスの提供範囲はサ高住ごとに異なっている。現在登録されているサ高住では、食事の提供、入浴・排泄・食事等の介護、調理・洗濯・清掃等の家事、健康管理など、複数のサービスを組み合わせているケースが多い。フロントサービスや外出時の付き添い、室内運動を行うサ高住もある。一方、安否確認と生活相談の必須サービスのみの場合もある。

●医療法人の運営は1割、社福は0.6割
 サ高住の運営主体は、ほとんどが株式会社などの営利企業が占め、医療法人による運営は全体の1割程度にとどまっている。社会福祉法人はさらに少なく、全体の0.6割程度となっている。(3/30MEDIFAXより)

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