「うば捨て山の拡大」/「65歳以上は国保」で志位氏  PDF

「うば捨て山の拡大」/「65歳以上は国保」で志位氏

 共産党の志位和夫委員長は3月11日、党本部で開かれた会合であいさつし、厚生労働省が検討している後期高齢者医療制度に代わる新制度について「現役世代と別勘定というのが重大(な問題)で、まさにお年寄りを差別する『うば捨て山』の拡大だ」と厳しく批判した。

 厚労省は、65歳以上が国民健康保険に加入する仕組みを検討。75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度は、4年後の新制度導入に併せて撤廃する方針だ。

 志位氏は「民主党は衆院選で後期高齢者医療制度撤廃を公約したが、『4年も待てない』と怒りが広がっている。4年間待たされた上で、『うば捨て山』の入山年齢を10歳前倒しとなったら、許すわけにいかない」と述べた。(3/12MEDIFAXより)

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