DMAT、596チームを養成/参院厚労委で外口局長  PDF

DMAT、596チームを養成/参院厚労委で外口局長

 厚生労働省医政局の外口崇局長は4月21日の参院厚生労働委員会で、大地震など災害発生時に被災地に駆け付けて救急治療を行う災害派遣医療チーム(DMAT)を「2009年3月末時点で596チームを養成した」と発表した。山本博司氏(公明)の質問に答えた。

 DMATは、被災地で救急治療などを行うための専門的な訓練を受けた1チーム5人からなる医療チーム。政府の中央防災会議で、11年度末までに1000チームまで増強することとしている。

 外口局長は、DMAT養成のペースとして「毎年約120チームを養成する予定」と述べ、政府の目標達成に意欲を示した。また、被災地の状況を都道府県や医療機関が共有するための「広域災害救急医療情報システム」(EMIS)を導入しているのは、09年4月現在で39都道府県と公表した。(4/22MEDIFAXより)

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