3師会にレセプトの代行オンライン請求を/舛添厚労相  PDF

3師会にレセプトの代行オンライン請求を/舛添厚労相

 舛添要一厚生労働相は12月4日の参院厚生労働委員会で、日本医師会と日本歯科医師会、日本薬剤師会がレセプトの代行オンライン請求ができるよう調整に入る考えを明らかにした。石井みどり氏(自民)の質問に答えた。

 石井氏は「(レセプトの) オンライン請求に対応できない方々は廃院するか診療を休止する方が多い。この方々が限界の地域医療を必死になって守っている」と述べ、オンライン請求を義務化すれば、地域医療はさらに崩壊すると指摘した。

 これに対し舛添厚労相は、3師会が代行請求できるようにした上で、「ぜひ(完全義務化の) 目標を達成したい」と意気込みを語った。

 厚労省の水田邦雄保険局長は、10月末時点で電子化されたレセプトの割合は51.2%だったと報告。医療保険事務の効率化に向けて、すべてのレセプトの電子化が必要との認識を示した。(12/5MEDIFAXより)

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