要介護認定見直し、3段階で検証作業/厚労省検討会が初会合  PDF

要介護認定見直し、3段階で検証作業/厚労省検討会が初会合

 厚生労働省は4月13日の「要介護認定の見直しに係る検証・検討会」で、2009年4月施行の新要介護認定制度の検証を開始した。旧方式と新方式の要介護認定の結果を比較することで、見直し後の結果が全体として大きく変化していないかどうかを検証する。老健局老人保健課の鈴木康裕課長は「長期的にはケアマネジメントまで一定程度入った広い部分について検討する」と述べ、短・中・長期の3段階で検証作業を行う方向性を示した。

 新方式の検証は厚労省が収集した自治体別の審査件数などのデータや市町村の提供データを使用。制度見直し前後での(1)1次判定での各要介護度の分布(2)2次判定での1次判定の変更率(3)2次判定での各要介護度の分布─を比較、分析する。(4/14MEDIFAXより)

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