舞鶴で接遇マナー研修会  PDF

舞鶴で接遇マナー研修会

 楽しく・わかりやすく・ためになると、毎回多くの参加者から好評をいただいている“中級コース”医院・診療所での接遇マナー研修会を11月13日に、北部の医療機関を対象に舞鶴西総合会館で開催、有限会社アミスの協賛で、19人が参加した。本研修ではすっかりお馴染みとなった茂木治子氏(元日本航空客室乗務員)を講師に、仕事の進め方・仕事の管理の基本・個人の目標と組織の目標との調和、良いコミュニケーションとは―などについてゲームも取り入れながら研修した。当日参加した方の参加記を紹介する。

一人ひとりが実践的に学ぶ研修会
一人ひとりが実践的に学ぶ研修会

“自分から踏み出す勇気”学ぶ

 私がこの研修で学んだ一番大きなことは、自分から一歩踏み出す勇気、自分から行動することです。最初はかなり勇気がいりますが、一歩踏み出してしまったらもう前へ進むしかありません。これは何も医療機関で働くスタッフと患者さんとの間でのことだけでなく、それ以外の場面、場所にも当てはまることだと思います。

 以前に受けた接遇の研修で、1+0=100と教わりました。これは患者さんに関わった職員で、その人の病院の印象を決めてしまうからです。たった一人の職員の対応が病院のイメージを決めかねないのです。

 今、病院はサービス業で、患者さんがどの病院を選ぶかは自由です。自分がもし患者なり、自分の家族がもし入院するなら、普段自分が働いている病院へ安心して入ることができますか、家族を入院させることができますか、もう一度原点に戻って考えてみたいと思います。

 何も接遇は病院にいる間だけじゃなく、日常生活においても日々ついて回ることを実感しました。現在は人と人とのコミュニケーションが疎遠になりつつあります。そうならないためにも、相手が望んでいることを素早く察知して、相手に最良のサービスと最高の満足を与えられるようにしていきたいです。

 また、相手の立場を理解し、相手の身になって考えられるような人になりたいと思います。

 私は気付いた今から、実行していきます。

(新大江病院・西 優子)

ページの先頭へ