精神保健医療福祉あり方検討会、中間まとめ公表/厚労省  PDF

精神保健医療福祉あり方検討会、中間まとめ公表/厚労省

 厚生労働省は11月20日、「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会」の中間まとめを公表した。同検討会は2008年4月から議論をスタート。9月には論点整理を取りまとめた。その後、09年に予定する障害者自立支援法改正も見据えて論点整理に基づく検討を進め、精神障害者の地域生活への移行と支援に関する事項について中間まとめとして整理した。

 中間まとめでは、都道府県による精神科救急医療体制の確保やモニタリングの実施について制度上の位置付けを求めた。また、精神科救急医療と一般救急医療の双方を必要とする患者に適切な医療サービスを提供する観点から、両者の連携を制度の中に取り込む方針を打ち出した。

 中間まとめは09年に予定する障害者自立支援法改正も見据え、これまでの検討内容をまとめた。今後、社会保障審議会障害者部会に報告し、09年に予定する同法改正につなげていく。09年以降は今後の精神保健医療福祉施策の全体像の取りまとめに着手する予定だ。(11/21MEDIFAXより)

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