第2回地域包括ケア検討委開く  PDF

第2回地域包括ケア検討委開く

京都市の対応状況をきく

 協会は地域包括ケア検討委員会の第2回会合を4月13日に開催。

 前回委員会では京都府の担当課より府が進める「京都式地域包括ケアシステム」について説明を受けたが、今回は京都市における「地域包括ケアシステム」への対応状況について、京都市保健福祉局長寿社会部長寿社会課課長・塩見徹也氏より説明をきいた。

 塩見氏は、京都市における地域包括ケアの構築については2012年度から14年度までの3年間の「第5期京都市民長寿すこやかプラン」の中に織り込んでいくので、12年3月のプラン策定に向けて京都市民長寿すこやかプラン推進協議会において議論を行っているところであることを説明。

 京都府が今年度予算で進めている京都式地域包括ケアについては、市町村のプランより1年前倒しで府全域に広めていこうというもの。基本は府市協調であり、取捨選択をして、勉強しながらやっていくという姿勢。府の動きからすると京都市の対応が遅いかのように見えるが、他の政令市と比べてもむしろ着手は早いくらい、との見解を示した。

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