清水鴻一郎衆院議員にインタビュー

清水鴻一郎衆院議員にインタビュー

医療・社会保障の問題で

インタビューに答える清水議員
インタビューに答える清水議員

 協会は協会会員でもある自由民主党衆議院議員の清水鴻一郎氏に6月30日、医療・社会保障の問題でインタビューを行った。これは8月11日発行予定の銷夏号の特集企画として行われたもの。

 この中で清水議員は、後期高齢者医療制度について、当事者の心の問題に思いいたらなかったことは反省すべきであるし、国民健康保険を何とか持続的なものにする方向で見直せないかと考えている。また、同制度の財源について公費を5割に固定化していては医療費の伸びに対応できないので安心な制度にはならないと述べた。

 また、骨太方針08で社会保障費の「最大限の削減」が党内の反論を押し切って残ってしまったことについて、これから社会保障についてきちっとできるかどうかが福田政権に問われる、とした。さらに骨太方針08の中で、レセプトオンライン化については、特に地方での影響が懸念されるので「義務化」を消して「効率化」にとどめさせた注)、と話した。このほか、療養病床問題での活動などを語っていただいた。

 注)骨太07では「レセプトオンライン請求について、…期限内に確実に達成する」と表記されていたが、骨太08では「現行制度について…効率化に徹底して取り組む。具体的には…医療のIT化(レセプト・オンライン化等)の推進…」。

【京都保険医新聞第2648号_2008年7月21日_1面】

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