消防法一部改正案が閣議決定  PDF

消防法一部改正案が閣議決定

 政府は3月3日の閣議で、今国会に提出する消防法一部改正案を決定した。救急患者の搬送と医療機関での受け入れに関する実施基準の策定を都道府県に義務付けることが柱となっている。

 実施基準には、(1)患者の状況に応じた適切な医療が提供されることを確保するための医療機関の分類、(2)分類された医療機関の区分と名称、(3)消防機関が患者を搬送する医療機関の選定に関する基準、(4)消防機関から医療機関への状況伝達に関する基準―などを盛り込む。消防機関には実施基準の順守を義務付け、医療機関には実施基準を尊重するよう努力義務を課す。実施基準の策定に携わる協議会の設置も、都道府県に義務付けている。(3/4MEDIFAXより)

ページの先頭へ