新規開業医のための講習開く

新規開業医のための講習開く

経営対策や保険請求の基礎等学ぶ

新規開業医の基礎講習会
新規開業医の基礎講習会

 協会は12月12日、「新規開業医のための基礎講習会」を府医師会館で開催し、開業1カ月から6カ月までの新規開業医および従業員5人の参加があった。はじめに経営部会・北村理事から協会の共済制度や、雇用管理・医業経営、弁護士・税理士・社会保険労務士の無料相談室などについて案内、何でも困った時には気軽に協会へご連絡いただくようアピールした。

 経営対策編として河原社会保険労務士から、まず患者の思考を説明。そして患者が医療機関を選択する際にインターネット検索で、自院をより早く見つけてもらうための仕掛けについて、労力・費用対効果を鑑みた上で最もよい施策として、リスティング広告(検索連動型広告=PPC:ペイ・パー・クリック)を紹介した。

 次に、医療安全対策編として医療安全対策部会・林理事から、最近の医事紛争の傾向や発生事例を交えながら、間違いやすい薬剤名やカルテ記載の留意点を説明した。医療事故報告書など医院に備えておくべき文書についてもふれ、その上で、万が一トラブルに遭った場合には自己判断することなく、まず協会に相談していただきたいと強調した。

 また、保険請求・審査編として保険部会・古家理事から、知っておきたい保険基礎知識をはじめとして、審査の流れを解説、保険請求の留意点、返戻があったときの対応やレセプト返却願いの出し方、再審査請求の方法を説明した。さらに、開業約半年後に行われる新規個別指導のほか、各種指導の概要を説明した。

 最後に、総務部会・岩野理事から「新規開業3年が経って」と題し、自身の開業当時の苦労などを交えながら体験談を語り、「評判は後からついてくるものである。患者への真摯な対応を心がけ、開業から1〜2年は焦らずに、診療に専念してほしい」と締めくくった。参加者からは「個別指導などは未経験なだけに不安があるが、講習を聞き、参考になった」などの意見が寄せられた。

 次回の開催予定は5月初旬。

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