新医師会館への入居問題　府医より「不承認」通知
協会理事会　遺憾ながら受け入れ

　新京都府医師会館への協会事務所の入居に関し京都府保険医協会は、会館建設計画が明らかになった時から、京都府医師会に対し入居を求めてきました。しかしながら5月18日付で、森府医師会会長より「5月13日の理事会で不承認となった」旨の「通知」が提出されました。

　これを受けて京都府保険医協会理事会は、6月8日の定例理事会で今後の対応について協議した結果、不本意ながらも「この通知を受け入れる」ことを決定しました。京都府保険医協会はこれまで、多くの会員の意向に沿って府医師会に対し、協会事務所の入居を求めてきましたが、府医師会から明確な返事がないまま今日に至り、このように差し迫った時期になって「不承認」とされたことは誠に遺憾なことであり、府医師会員でもある保険医協会員に対しても不誠実な対応と言わざるを得ません。

　また、この間、京都府保険医協会は新医師会館入居問題に関し、別記のような活動を行ってきましたが、会員の意向に応えられなかったことについて理事会として責任を痛感しているところです。

　京都府保険医協会理事会としては今後、今回の決定を踏まえて急遽、移転先を模索することになりますが、短期間に協会事務所にふさわしい転居地を見つけ、事業を滞らせることなく移転を完結させねばならず、前途は多難です。そこで府医師会に対しては、移転にあたっては協会の事業に支障をきたすことがないよう誠実な対応を求めたいと考えています。

　会員各位におかれましては、今回の理事会決定にご理解いただくとともに、全会員アンケート（左記）などを通じて、今日の事態についてご意見・ご要望をお寄せいただくようお願いする次第です。

新医師会館入居に関するこれまでの協会の取り組み

2005年（平成17年）

2006年（平成18年）

2007年（平成19年）

2008年（平成20年）

2009年（平成21年）

2010年（平成22年）