大学病院連携型の高度医療人養成に19大学/文科省

大学病院連携型の高度医療人養成に19大学/文科省

 文部科学省が2008年度から開始する「大学病院連携型高度医療人養成推進事業」は、全国19大学で実施することが決まった。同事業は、実施主体となる大学病院を中心に複数の大学病院が連携し、それぞれの得意分野で相互補完を図りながら「医師キャリア形成システム」を構築する。若手医師は同システムによる研修を通じて地域の関連医療機関を循環する。医師にとっては幅広い経験を積むことができるメリットがあるほか、地域医療に貢献することも期待されている。

 同事業には28大学からの申請があり、文科省は専門家らで構成する選定委員会の審査で実施主体となる19大学を選定した。内訳は国立大17、私立大2。一方、事業に参加する連携大学の延べ数は124大学に及び、内訳は国立大76、公立大9、私立大39となっている。(8/4MEDIFAXより)

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