大学病院の後発品採用割合を個別開示へ/中医協小委  PDF

大学病院の後発品採用割合を個別開示へ/中医協小委

 中医協・診療報酬基本問題小委員会は5月20日に開かれ、DPC対象病院のうち、大学病院を中心とした特定機能病院の後発医薬品の採用割合が低いことがあらためて議論に上った。採用しない理由を探るべきだと主張する委員の求めに対し、厚生労働省は個別病院別のデータを提出する方針を示した。

 厚労省がまとめたDPC対象病院の後発品の使用状況(2008年度、金額シェア)によると、大学病院を中心とした03年度対象病院は5.6%で、民間病院なども加入している04年(10.6%)、06年(10.6%)、08年(9.1%)の各年度の対象病院に比べて、低い割合にとどまっている。(5/22MEDIFAXより)

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