地域医療損なわないよう留意を/社保病院で専門家会議が報告書  PDF

地域医療損なわないよう留意を/社保病院で専門家会議が報告書

 社会保険庁の「社会保険病院等に関する専門家会議」は3月23日、報告書を取りまとめた。同会議は社会保険病院や厚生年金病院の整理合理化を進める際、病院経営の評価や地域医療で担う重要な病院機能を検討する目的で2007年11月に設置した。報告書は社会保険病院などが地域医療に果たしてきた役割を評価し、社保庁に対しては今後の改革に向けて、各病院の経営面、機能面の評価も踏まえながら、地域の医療提供体制を損なわないことや、安定的な経営に留意することを求めている。

 ただ、社会保険病院と厚生年金病院の63病院は08年10月から年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)が保有し、3月6日には厚生労働省がRFOに具体的な売却方法を通知で指示している。(3/24MEDIFAXより)

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