土壌汚染の基準超過687件/06年度調査

土壌汚染の基準超過687件/06年度調査

 環境省は9月26日、企業などによる2006年度の土壌汚染調査状況をまとめた。都道府県などに報告があった調査1316件のうち、有害物質が土壌汚染対策法で定めた基準を超過したのは52%の687件だった。

 調査件数、基準超過件数ともに増加傾向にあり、環境省は「調査で汚染の把握が進んでいる」とみている。

 集計は、(1)土壌汚染対策法が義務付けている有害物質使用施設の廃止時の調査、(2)自治体の条例・要綱に基づく調査、(3)企業などの自主的な調査―が対象。同法に基づく調査は1316件のうち266件、基準超過件数687件のうち77件だった。【共同】

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