厚労省予算案の大幅アップ「従来と違う動き」/佐藤医療課長  PDF

厚労省予算案の大幅アップ「従来と違う動き」/佐藤医療課長

 厚生労働省保険局医療課の佐藤敏信課長は1月17日、都内で開かれた日本DPC協議会のセミナーであいさつし、「通常の厚生労働省の予算案は、自然増の形で2−3%増となるのがここ20年の動きだったが、2009年度予算案では13%アップとなり、医師確保などに重点配分された」と述べ、医療費増へ大きくかじを切ったとの認識を示した。さらに消費税についても触れ「新たな財源確保について、賛否はあるものの、道筋がついたと思う」と指摘した。

 その上で「こうした動きが、政変をにらんだものなのか、社会保障を強化しようとするメッセージなのか、経済活性化に向けた大盤振る舞いなのかは見極めなければならないが、これまでと違う動きがあったことは意識しながら、次のステップを考えなければならない」と述べた。(1/21MEDIFAXより)

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