協会事務局が新体制に 新事務局長に久保佐世  PDF

協会事務局が新体制に 新事務局長に久保佐世

 京都府保険医協会事務局は4月1日付で管理職の交替と職員の異動を行いましたので、お知らせします。3月末で山田吉信事務局長が定年退職し、新事務局長には、久保佐世事務局次長が就任しました。福原葉子次長は留任し、次長の補充は行わない。これに併せて行った職員の異動は下表の通りです。

事務局配置図(2011年4月1日実施)

 久保新事務局長は1981年4月21日入局、政策部会、広報部会、保険部会を担当、2001年から事務局次長。

 退職した山田前事務局長は1975年4月1日入局、2001年4月9日に第4代事務局長に就任し、10年間その職責を全うしました。

就任の挨拶 久保佐世

久保佐世

 この3月末をもって退職させていただきました前山田事務局長の跡をとらせていただくことになりました。協会の歴史や歴代事務局長の業績を知る者として、私に勤まる任かと不安ではありますが、拝命した限りは全力を尽くそうと思っております。

 折から日本は、未曾有の地震災害、原発事故に見舞われています。しかし、そのさなかにあっても医療機関を維持し、再開し、地域の人々のためにと身を投げ打って診療にあたられる医師の姿が紹介されています。医療がいかに人々の希望であるか、改めて認識させられることになりました。

 京都の地域医療も、こうした、被災地で奮闘する医師たちと同じ使命感、患者さんに対する思いやりに溢れた先生方によって支えられています。協会事務局は、執行部役員と共に、京都の医療を支える先生方の医師魂を守り、その願いを実現するお手伝いをさせていただきたいと思っております。

 今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

退職の辞 山田吉信

山田吉信

 この3月31日をもって京都府保険医協会事務局を定年退職することとなりました。昭和50年4月、新聞担当として入局、この10年間は事務局長として、計36年間にわたりお世話になりました。未熟な私が大過なく定年を迎えることができたのは、会員各位をはじめ事務局の皆さんのご指導・ご鞭撻の賜物と衷心より感謝申し上げます。

 本来なら、会員の先生方お一人おひとりにご挨拶申し上げるべきところですが、紙上を借りて厚くお礼申しあげます。保険医協会では多くのことを学ばせていただき、今後はそれらを自らの財産として、第二の人生を歩みたいと思っております。

 わが国はいま、東日本大震災という未曽有の大災害に襲われ、先行きは全く見通せない状況です。医療をはじめとした社会保障をめぐる環境も大変厳しいものがありますが、英知を結集して乗り切って行かなければならない、と思っております。

 永い間、本当にありがとうございました。

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