医療紛争相談センター開所/医師と弁護士協力、全国初  PDF

医療紛争相談センター開所/医師と弁護士協力、全国初

 千葉県の弁護士や医師、大学教授らで構成する特定非営利活動法人(NPO法人)は「医事紛争研究会」4月2日、医療事故の和解の仲介に入る「医療紛争相談センター」を6日に開所すると発表した。

 センターは裁判外紛争解決手続き(ADR)の機関。医療事故が起きた際に患者と医療機関の双方から相談を受け付けて助言を行い、調停が可能かどうか話し合う。調停に進んだ場合、外科や内科など9人の専門医のうち1人と弁護士、学識経験者の3人が調停委員となって和解を目指す。

 同研究会によると、医師と法律の専門家が共同で和解の手続きを実施するADR機関は全国で初めて。相談料は無料で、和解した場合は和解金に応じた手数料を受け取る。【共同】(4/5MEDIFAXより)

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