医界寸評

医界寸評

 2011年度からのレセプトオンライン請求義務化の撤回を求め医師・歯科医師が国に提訴。私も1万3000円の訴訟費用を支払って原告に加わった。オンラインそのものに反対か、請求「義務化」に反対かは別物である。行政はパソコンが全てと考えているのか。医師は医学を修練・勉強し人間を診てきたのであり、パソコンに習熟するために医師を目指したわけではない。パソコンが人を全て診てくれるのか

▼第2は、医師はパソコンのプロではない。それでも筆まめ、筆ぐるめ等他の簡単なソフトは使える。何故そういう会社で簡単にダウンロードできるレセプトソフトを開発、販売できないのか。何か天下り先のIT業界との怪しい関係?しかも医師達に個人情報の漏えいに関するセキュリティーを完璧にできる筈がない。フロッピーやCDでは何故ダメなのか

▼第3に医療機関の仮に過半数がオンライン化して、保険者側がコストダウンを図ったメリットが何故現場の医師達に還元されないのか。オンライン化の費用300万円前後を医療機関側に負担させるのはどう考えても納得がいかない▼現在、医師・看護師不足もやっと認知されるようになってきた。それなのにオンライン請求ができないということで経験豊かな医師を追い詰め、排除してもいいのか。ゆったり待つことはできないのか? 全員に強制することの意味は何なのだろうか?

(名)

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