医師の需給推計は随時見直しを/規制改革会議の第3次答申  PDF

医師の需給推計は随時見直しを/規制改革会議の第3次答申

 政府の規制改革会議は12月22日、第3次答申を決定した。医療分野では、医師の需給推計を随時見直す仕組みを含め、医師養成の在り方について抜本的な検討を求めた。

 第3次答申は、厚生労働省の「安心と希望の医療確保ビジョン具体化に関する検討会」の中間まとめで「将来的には50%程度医師養成数を増加」が盛り込まれたことを「場当たり的な対応である感が否めない」と批判。長期的に安定した医師の供給、医療の質の向上を図るためにも、医学部定員の増員を図るとともに、医療環境の変化を踏まえ、医師の需給推計を随時見直す仕組みの導入を提言した。

 IT化の推進も盛り込み、電子化に併せたレセプト様式の見直しを求めた。DPCデータの活用方策の実施にも言及し、DPCデータの公開ルールの整備や、現行の公開手続き方法の周知徹底の必要性を指摘した。(12/24MEDIFAXより)

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