再生医療提供の枠組み、議論開始/厚労省検討会  PDF

再生医療提供の枠組み、議論開始/厚労省検討会

 増加が予想される再生医療製品を広く迅速に患者に提供するための仕組みを検討する厚生労働省の「再生医療における制度的枠組みに関する検討会」の初会合が4月6日、開かれた。2009年度は、患者から採取した自家細胞を別の医療機関で培養・加工することについて検討する。加工医療機関の細胞加工施設(CPC)の施設基準や人員基準などが主な論点となる。座長には、永井良三委員(東京大大学院医学系研究科循環器内科教授)が選出された。

 検討会は、2月に開かれた「革新的創薬等のための官民対話」で舛添要一厚生労働相が設置を指示した。再生医療を進める上で最適なルールを整理し、実用化を後押しするのが目的。(4/7MEDIFAXより)

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