内服薬最高額は循環器の1360円/処方せん1枚当たり薬剤料公表

内服薬最高額は循環器の1360円/処方せん1枚当たり薬剤料公表

 厚生労働省は2007年度の調剤医療費の動向をまとめ、7月16日の中医協総会に示した(政策解説資料3)。内服薬の処方せん1枚当たりの薬剤料が公表され、薬効大分類別で最も高額だったのは「循環器」の1360円で、前年度比7.9%増の伸びを示した。最も後発医薬品が使用されている割合が高いのはビタミン剤で、逆に低いのは抗がん剤だった。

 調剤報酬の中身に関する詳細なデータを公表するのは今回が初めて。全処方せん枚数に占めるレセプト電算処理率が80%を超えたため、分析が可能になった。

 07年度の調剤医療費は、前年度比8.9%増の5兆1673億円で、処方せん枚数は2.6%増の7億739万枚だった。処方せん1枚当たりの調剤医療費は、6.1%増の7305円。(7/17MEDIFAXより)

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