保安院が「もんじゅ」批判/原子力機構は組織の風土改善を  PDF

保安院が「もんじゅ」批判/原子力機構は組織の風土改善を

 経済産業省原子力安全・保安院は10月22日、停止中の高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市) の運転再開に向けた日本原子力研究開発機構の取り組みについて、「外部からの指摘を真摯に受け止め対応する姿勢が不十分。素直に学ぶ謙虚な姿勢がない」と批判する見解を明らかにした。

 保安院は安全上の問題も指摘。「組織の風土」の問題点を検討、改善するよう求めており、原子力機構が目標とする2009年2月のもんじゅ運転再開は極めて困難になった。

 保安院は9月に、もんじゅを特別保安検査。以前さびに気付いたが管理していなかった排気ダクトで腐食による穴が見つかり、保安院は「劣化の兆候があっても積極的に補修せず、保守管理の方法や頻度を明確に定めていない」と指摘。

 「劣化やトラブルの情報を内部で共有し取り組む姿勢がない。もんじゅは建設後、長期間経過し、劣化について管理の考え方、体制を見直す必要がある」とずさんな態勢を改善するよう求めた。【共同】

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