介護政策、まずは職員の処遇改善を/鳩山首相  PDF

介護政策、まずは職員の処遇改善を/鳩山首相

 鳩山由紀夫首相は10月30日、参院本会議での代表質問に対する答弁で、介護従事者の人材確保に向けて「交付金を活用して介護職員の処遇改善をまず図っていく」と述べ、介護事業者に人件費分を交付する介護職員処遇改善交付金を用いて職員の処遇改善に優先的に取り組む姿勢を示した。山口那津男氏(公明)の質問に答えた。

 鳩山首相は、旧政権の介護政策に関して「極めて不十分だったという認識をしている」と批判。介護従事者の処遇改善のほか、介護を行う拠点となる施設サービスや在宅サービスの拠点整備を推進していく考えを示した。また、「さまざまな生活を支援するサービスが連携することによって、高齢者を支える地域包括ケアシステムの構築に取り組むことも約束する」とも語った。(11/2MEDIFAXより)

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