与謝・北丹医師会と懇談

与謝・北丹医師会と懇談

1月24日 ホテルプラザ吉翠苑

19人が参加して開かれた与謝・北丹医師会との懇談会
19人が参加して開かれた与謝・北丹医師会との懇談会

急性期の脳卒中に対応できない状況に

 与謝・北丹医師会との懇談会は1月24日、ホテルプラザ吉翠苑で開催した。地区から13人、協会から6人が出席、北丹医師会・斎藤治人副会長の司会で進められた。

 冒頭、北丹医師会・笹野満会長は、リーマンブラザーズの破綻以来世界的に不況が続いている。また、医療費抑制政策が進められる中、北丹地区においてもいろんな面で厳しい状況である。保険医協会にはいろいろとサポートしてほしいと挨拶した。

 意見交換では、地区から、協会は後発医薬品の変更時の照会について、薬剤師会に要望を出したというが、一番重要なことは、同種同効薬品は統一薬価、統一適応症にすれば問題がすべて解決する。協会としてこのことに労力、予算を費やしてほしい。そもそも、後発品に変更されて困ると思う医師は、処方せんに変更拒否の署名か捺印をすれば解決する話だと考える。私も後発品に変更確認の電話を受けたことがあるが、聞いたことのない後発品の適応症まで確認する余裕はない、と意見が出された。

 協会からは、厚労省に対しては、効能・効果については速やかに一致させるように要望している。調剤薬局で変更された薬剤が、効能・効果等の問題で薬剤料等が減点される場合、医療機関の診療報酬から減点されることになる。会員から、なぜ医療機関が被らなければいけないのかという相談が複数あったので、今回、薬剤を変更する場合での処方医への確認を薬剤師会に要望したと理解を求めた。

 また協会から、京都府保健医療計画において「脳卒中」の急性期医療を担う医療機関名が公表されたが、丹後医療圏は医療機関が明記されていないのは何か原因があるのかと質問した。

 地区からは、丹後は2008年3月までは府立与謝の海病院が脳卒中の救急医療を担当していたが、医師が1人になったということで、4月からは救急医療を担えなくなったので、医療機関名が空欄になっている。現状では、丹後医療圏では脳卒中の患者は舞鶴の病院まで搬送しなければいけない状況であると説明を受けた。

 その他にも、医療安全対策に関することや新医師会館について意見交換した。

 最後に、与謝医師会の中川長雄会長より、この地域ならではの歴史があり、問題もある。そういったところも理解していただければありがたいと結んだ。

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