レセプトのオンライン請求Q&A(13)

レセプトのオンライン請求Q&A(13)

返戻の際の提出方法は

 Q、(1)レセプト請求時に、レセプト電算システムにより光ディスク等で請求した場合、返戻分は審査委員会から紙レセプトに準じて出力された紙レセプト(出力紙レセプト)で返されますが、加筆・訂正はその出力紙レセプトで行うのでしょうか、それとも、再度データを作り直して光ディスク等で再提出するのでしょうか。

 (2)オンライン請求の場合も、出力紙レセプトで返されるのでしょうか。

 A、(1)出力紙レセプトに加筆・訂正して再請求します。当月請求の光ディスク等で請求する分と区別して、紙で請求書(総括表)を作成します(基金・国保とも)。

 (2)08年9月までは、(1)と同様の取り扱いでしたが、08年10月請求分から、オンラインで再提出する方法と、従来通り出力紙レセプトで再提出する方法が医療機関で選択できることになりました。

 詳しくは、厚生労働省関連サイト「診療報酬情報提供サービス」→「レセプト電算処理システム」→「レセ電システムに関する情報」→「2取扱要領」に掲載されている「オンラインによる返戻ファイル及び再請求ファイルに係る記録条件仕様(医科用)」を参照して下さい。
なお、医療機関からの「再審査請求」のオンライン化は、09年度の稼動が予定されています。

 ※次回からは、オンライン請求を巡る問題点を中心に掲載する予定です。

【京都保険医新聞第2665号_2008年11月17日_6面】

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