レセプトのオンライン請求Q&A(7)

レセプトのオンライン請求Q&A(7)

 電算処理システムへの移行時期は?

 Q、当院はレセコンを導入しています。「レセプト電算処理システム」への対応も可能ではありますが、オンライン請求の義務化もにらみ、いつ頃までにレセプト電算処理システムに移行すればよいですか。

 A、京都府保険医協会、全国保険医団体連合会(保団連)、はレセプトのオンライン請求義務化に反対しています。健康保険法等で請求権が定められている以上、紙レセプトでの請求は認められるべきとの理由からです。

 しかし、現在の状況のままでは、レセコンのある診療所では2010(平成22)年4月よりオンライン請求が義務化されます。前提となる「レセプト電算処理システム」の導入には、接続試験や確認試験などの移行作業に要する期間(最短で2カ月必要)も考慮する必要があります。

 これを踏まえ保団連では、運動により省令や通知が変えられない限りは、余裕をみて義務化実施の半年前までにオンライン請求に対応するとして、09(平成21)年夏くらいまでを目途に「レセプト電算処理システム」に移行すれば良いのではないか、と案内しています。

【京都保険医新聞第2657号_2008年9月22日_5面】

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