セーフティーネットこそ経済発展の大前提/3選の民主・小沢代表

セーフティーネットこそ経済発展の大前提/3選の民主・小沢代表

 民主党は9月21日、都内のホテルで臨時党大会を開き、小沢一郎代表の無投票3選を承認した。任期は2010年9月末までの約2年間。小沢代表は再選を受けて所信表明演説を行い、「社会のセーフティーネットこそ、市場経済、競争原理が機能し、日本経済が持続的に発展していくための大前提」と指摘。「年金、医療、介護ですべての国民が安定した生活を送れる仕組み」や、低賃金にあえぐ介護ヘルパーら「働く貧困層」を解消する仕組みなど、9項目からなる「新しい政権の基本政策案」をあらためて紹介した。

 小沢代表は所信表明の冒頭、「私たちが自ら政権を担い『国民生活が第一』の理念に基づき、新しい国民生活をつくり上げる時だ」と強調。総選挙をにらみ、「この一戦に政治生命を賭け、新しい国民生活をつくることに私の政治生活のすべてをつぎ込む」と不退転の決意を表明した。(9/24MEDIFAXより)

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