がん検診、受診率50%に向け連携/厚労省が推進本部  PDF

がん検診、受診率50%に向け連携/厚労省が推進本部

 渡辺孝男厚生労働副大臣は7月7日、厚生労働省内で会見し、がん検診の受診率向上に向けた集中キャンペーンなどの施策を指揮する「がん検診50%推進本部」を省内に設置すると発表した。

 同本部は、舛添要一厚生労働相をトップとし、健康局長や医政局長、雇用均等・児童家庭局長など関係局長らで構成。がん検診が市区町村や職域、保険者、妊婦検診などで行われていることから、各局が横断的に連携することが必要と判断した。

 2007年に策定されたがん対策推進基本計画では11年度末までにがん検診受診率を50%に引き上げることを目標としているが、実際の受診率は20−30%と低迷している。渡辺副大臣は「よっぽど力を入れないと目標を達成できないという危機意識は持っている。しっかり啓発、普及をやっていきたい」と述べた。(7/8MEDIFAXより)

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