【保団連】皆保険の空洞化は許さない/保団連、代議員会で決議  PDF

【保団連】皆保険の空洞化は許さない/保団連、代議員会で決議

 保団連は6月30日に開いた代議員会で「皆保険の空洞化・社会保障解体を許さず、社会保障と平和を守る政治を求める決議」を採択した。決議では「安倍政権は、生活保護バッシングを突破口にして、国の社会保障支出を聖域なく削減し、給付抑制と市場・営利化拡大を推し進めようとしている」と指摘。「施設から地域へ」「医療から介護へ」の強引な誘導や、フリーアクセスを制限しようとする動きも強まっているとし、皆保険の変質・空洞化を断じて認めることはできないと強調した。その上で▽公的保険給付の範囲縮小を目指す社会保障制度改革推進法を廃止▽実質現物給付型の民間保険解禁などの規制緩和をやめる▽医療崩壊を食い止めるため、診療報酬の不合理を是正し、大幅なプラス改定を実現する─など13項目を決議した。(7/3MEDIFAXより)

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